ひげと言えば「男性が生えるもの」と言う認識の方も多いと思いますが、女性の場合であってもひげが生えてくる事はあります。

実際に当サイトへたどり着いたと言うことは、あなたもひげでお悩みの女性の一人と言うことではないでしょうか?

ある日突然、鼻下やあごにひげが生えていた・・・

と言うショッキングな出来事に出くわした方も非常に多いと思います。

そして、だんだんひげが濃くなり、鼻下が男性の様に青ひげになってしまったと言う方も多いと思います・・・

このようにひげで苦しまれている女性は決し少なくありません。

また、女性なのにひげが生えてくると「もしかして病気なんじゃないの・・・?」と不安な気持ちでいっぱいになってしまうと思います。

たしかに、女性なのにひげが生えると正直驚くと思いますし、大きなショックを受けると思います。

女性であっても人間になりますので、どうしても産毛程度は生えますが、誰が見ても明らかに太いひげだと冷静で居られるわけがないですよね。

そこで今回は、女性なのにひげが生えたら病気なのかについてと、女性なのにひげが生えてしまう「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」について解説していきたいと思います。

女性なのにひげが生えるのは病気が原因なの?

女性なのに男性の様な濃いひげが生えることもあります。

女性なのにひげが生えてくると病気なのか心配になると思いますが、基本的に女性のひげの原因は「ホルモンバランスの乱れ」になります。

もう少し掘り下げて言いますと、なんらかの原因でホルモンバランスが乱れてしまい、男性ホルモンが優位に立ち(男性ホルモンの量が多くなる)、本来女性らしい身体と女性らしい機能が働くはずが、男性の様に変化してしまう現象になります。

その結果、男性の象徴ともいえるひげが生えてしまうのです。

このような症状のことを「男性化」「女性のオス化」と言われており、酷い場合だと鼻下が男性のように青ひげになってしまう場合もあります。

現代社会ではストレスを抱え込みやすい環境が多く、ストレス発散のために「暴飲暴食」をしてしまったり、仕事が忙しく睡眠時間が削られ「睡眠不足」に陥ってしまったり、休日は仕事の疲れをいやすためにゴロゴロして「運動不足」になってしまったりと、いずれも不調を招く行動になってしまいます。

このような日々が続くと、どうしてもホルモンバランスが乱れてしまい、結果女性の男性化が進んでしまうことになるのです。

ただし、女性なのにひげが生えてしまう原因の全てが生活習慣の乱れによるホルモンバランスではなく、重大な婦人科系の病気の可能性もありますので注意する必要があるのです。

後ほど紹介する女性のひげ対策でも改善しない場合は、一度婦人科を受診することをおすすめします。

女性のひげは婦人系の病気にかかっている可能性もあるので要注意!

女性のひげの原因のほとんどが生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れと言いましたが、このホルモンバランスの乱れが病気によって引き起こされている可能性も稀にあるのです・・・

その婦人科の病気とは、暴騰でも言いましたが「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」になります。

この多嚢胞性卵巣症候群にかかってしまうと、その症状として女性であってもひげが生えてくるということなのです。

つまり、この婦人科の病気が女性にひげを生えさせていると言うことです。

多嚢胞性卵巣症候群の症状とは

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と言う病気を知っていると言う人はほとんど居ないと思いますが、この病気は女性にひげを生えさせるだけではなく「不妊の原因」にもなる排卵障害の一つで、年齢に関係なく若い女性にも多い婦人科の病気になります。

主な症状は、排卵がうまくできないために、卵巣に排卵しなかった卵胞が多数残ってしまうのが特徴になります。

では一体どのような症状が出たら多嚢胞性卵巣症候群の可能性があるのでしょうか。

生理不順などの生理痛トラブル

婦人科系の病気の一つである多嚢胞性卵巣症候群の最も多い典型的な症状が「生理不順」と言われております。

多嚢胞性卵巣症候群になると、排卵が遅くなったり起こらない症状が出はじめるため、生理周期の乱れに繋がります。

生理が来ない場合や、生理周期が35日以上になる場合は多嚢胞性卵巣症候群の可能性があります。

他にも脳下垂体から分泌される「LH(黄体化ホルモン)」「FSH(卵胞刺激ホルモン)」のバランスが崩れてしまい、生理時の出血量が多くなったりすることもあります。

肥満

多嚢胞性卵巣症候群は、「インスリンの代謝異常」とも関係があると言う説もあります。

インスリンは血糖値をコントロールする役割があるため、インスリンが正常に働かない場合は血糖値が高くなったり肥満になったりします。

男性ホルモン増加による「ひげ・ニキビ・低音声」等の男性化兆候

多嚢胞性卵巣症候群になると、脳から出て卵巣に作用するLHが異常に分泌し、FSHとの分泌量のバランスが乱れてしまいます。

その結果、「男性ホルモン(テストステロン)」の値が上昇してしまいます。

すると血中の男性ホルモン値も高くなり、その影響として「ひげ・ニキビ・低音声」等の男性化の兆候が見られるようになります。

特に体毛に関して言いますと、ひげだけではなくスネ毛や腕毛等体毛全般が濃くなります。

他にも声が男性の様に低くなったり、肌がベタついてニキビなどができやすくなり肌荒れを起こしやすくなります。

上記の3つの症状全てが多嚢胞性卵巣症候群の自覚症状として表れるわけではありません。いずれかの一つしか症状が出ない場合もありますし、複数の症状が同時に出る場合もあります。また、全く自覚症状がないと言うケースも稀にありますので、定期的に婦人科などを受診して検査を受けておくと安心できると思います。

多嚢胞性卵巣症候群を発症した女性


上記画像の方は、多嚢胞性卵巣症候群を11歳のときに発症した「ハーナーム・カー」さんになります。

一見男性に見えますが、女性になります。

女性だけど、鼻下とあご周りにびっしりとひげが生えています。

15歳になる頃にあごひげが生えはじめ、脱毛などをいろいろ試したけどどれも効果がなく、どんどんひげが濃くなり現在に至ります。

彼女が多嚢胞性卵巣症候群にかかっていると分かったのは、婦人科を受診したからになります。

もし、あなたもパーナーム・カーさんほどではないにしても、ひげがどんどん濃くなっている場合は一度婦人科を受診するようにしてみてください。

婦人科の病気で不妊原因にもなる多嚢胞性卵巣症候群の治療法はあるの?

多嚢胞性卵巣症候群は、ただ単にひげが生えるだけの病気ではありません。

多嚢胞性卵巣症候群の特徴は、上記でも言いました通り「ひげ・ニキビ・低音声」に加え生理不順や不妊の原因にもなる婦人科の病気になります。

つまり、ひげだけの問題ではなく、女性にとっては重大な病気と言うことです。

そんな多嚢胞性卵巣症候群の治療法はあるのでしょうか?

多嚢胞性卵巣症候群の治療は内服治療が一般的

多嚢胞性卵巣症候群と言う病気は、一種の体質と考えられており、女性ホルモンのレベルが良好に保たれているのであれば経過観察でも問題ありません。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群を発症してしまうと、年齢と共に「排卵障害」が進行してしまいますので、妊娠を希望されている女性の場合は早めに治療をはじめることをおすすめします。

ちなみにですが、比較的年齢が若い女性の場合で妊娠を希望されていない場合は、ホルモンレベルを良好に保つために女性ホルモン剤を用いた治療を行います。

この場合、生理不順の程度によって使用する薬や服用方法等が異なります。

例えば、女性ホルモンである「プロゲステロン」のみを投与するホルムストローム療法や、「エストロゲン」とプロゲステロンの両方の女性ホルモンを投与するカウフマン療法のいずれかで女性ホルモンを整えていきます。

医師の診断によって治療方法が決まりますが、いずれかの治療方法で3週間ほど服用した後に治療を中止します。

すると脳下垂体から卵巣ホルモンの連携が復活して正常排卵に至ると言ういわゆるショック療法の様な治療を行います。

一方で、今すぐ妊娠を希望すると言う場合は、妊娠したいときのみ排卵を起こす処置が行われます。

治療方法としましては、内服タイプの「排卵誘発剤」が用いられますが、これで無反応だった場合は他の薬を併用したり、注射によって排卵を誘発したりします。

薬で排卵が起こらない場合は、卵巣に穴をあける「腹腔鏡手術」を行うケースも稀にあります。

また、最近では多嚢胞性卵巣症候群にはインスリン抵抗性が排卵を妨げている可能性があると考えられており、糖尿病の検査や治療を進められる場合も稀にあります。

重度の多嚢胞性卵巣症候群の場合は体外受精を行う場合もある

多嚢胞性卵巣症候群は婦人科系の病気で、不妊の原因にもなりますので、「もう妊娠できないのは・・・」と不安になってしまう方も居ると思います。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群を発症してしまっても、軽度であれば上記の様な治療法で妊娠をすることは可能になります。

ただし、多嚢胞性卵巣症候群の治療は排卵誘発による副作用がが出やすい傾向がありますので、排卵誘発剤による治療が困難な場合もあり、医師によっては体外受精の様な高度な不妊治療を進められる場合もあります。

多嚢胞性卵巣症候群の症状や度合いはさまざまで、人によって異なります。

また、妊娠が可能かどうかもその人の年齢や症状によって大きく変わ適ます。

そのため、信頼できる専門医に相談する必要があり、自分のペースに合わせた治療を行うことが重要になります。

自分の症状がどの程度のものなのか、多嚢胞性卵巣症候群を発症してしまっているのか、を知るためには婦人科を受診する必要がありますので、上記で説明しました症状に心当たりが少しでもあると言う場合は、早めに婦人科を受診するようにしてください。

多嚢胞性卵巣症候群の自覚症状がない場合のひげ対策について

もし、上記で紹介しました多嚢胞性卵巣症候群の自覚症状がないと言う場合は、多嚢胞性卵巣症候群と言う病気の可能性が極めて低いですが、上記でも言いました通り稀に自覚症状が一切ないと言う場合もありますので一度婦人科を受診することをおすすめします。

婦人科でも何の異常も見られなかった場合は、生活習慣の乱れからくるホルモンバランスの乱れになりますので、まずは生活習慣を見直すようにしてください。

それと同時に、女性のひげ専用のクリームや脱毛で対策するようにしてください。

最近はひげ脱毛だけの部分脱毛も比較的安い価格ではじめられるのでおすすめですが、それでも数万円は必要になりますので、とりあえずはひげ専用クリームで様子を見ることをおすすめします。

女性用ひげスキンケアクリーム「ノイス」

ノイスは抑毛効果の非常に高いクリームになりますので、ひげの悩みを解消してくれます。

今まで女性専用の抑毛クリームがありませんでしたが、ノイスは女性専用の抑毛クリームになりますので、肌にも優しく安心して利用できます。

ノイスでひげを抑毛することで、ひげ剃りの頻度を減らすことが可能になりますので、鼻下の黒ずみなどの予防対策にもとても効果的です。

永久脱毛は少しハードルが高いと言う人には、ノイスがおすすめ!

ひげの無い未来の自分と出会うために、ひげに悩む女性のために開発された「【NOISU】ノイス・イノセンスクリアセラム」「顧客満足度98.5%」「リピート率90%超え」の女性用ひげ(産毛)スキンケアクリームになります。

日本製のスキンケアクリームで「無着色・無香料」「無添加」になりますので、敏感肌や乾燥肌でも安心してお使いいただける商品になります。

>>ノイスの口コミや体験レビュー

クリニックで永久脱毛する場合

ひげ処理を一生したくない!それに鼻下が黒ずむのはイヤ!と言う方は、クリニック等で永久脱毛をすることをおすすめします。

永久脱毛は1回の施術では完了することはなく、5~10回ほどレーザー脱毛を受ける必要がありますが、一度処理をしてしまえば半永久的にひげ処理をする必要がなくなります。

脱毛と言えば、エステサロンでも施術を受けることが可能ですが、エステ脱毛の場合は永久脱毛ではないのでおすすめではありません。

エステ脱毛の場合は、いわゆる抑毛に該当しますので、わざわざ大金を払って脱毛する必要はないでしょう。

ですからヒゲ脱毛をはじめるのであれば、クリニックの永久脱毛を選択するようにしてください。

アリシアクリニックで口ひげ脱毛

アリシアクリニックは「東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県」に12院展開している脱毛を行っているクリニックになります。全身脱毛はもちろん顔だけ等の部分脱毛も行っていて、パーツごとに分けて施術を受ける事が可能なので自分が気になる部分だけをキレイに脱毛することが可能となります。

アリシアクリニックの顔レーザー脱毛の料金表

  5回 8回 脱毛し放題
鼻下 16,500円 23,760円 31,680円
口下&アゴ 22,000円 31,680円 42,240円
27,500円 39,600円 52,800円
眉毛 22,000円 31,680円 42,240円
眉間 16,500円 23,760円 31,680円
両ほほ 27,500円 39,600円 52,800円
41,250円 59,400円 79,200円

>>アリシアクリニックの公式サイトで無料カウンセリングの予約をとる

リゼクリニックで口ひげ脱毛

リゼクリニックは「東京都・名古屋・大阪」の主要都市を含む全国に17院展開しているレーザー脱毛を専門としているクリニックになります。全身脱毛や部分脱毛がありセットコースはもちろんパーツごとの単品コースもありますので、女性の悩みでもある口ひげをキレイに脱毛することができます。

リゼクリニックの顔レーザー脱毛の料金表

  5回 1回 コース終了後1回
鼻下 29,800円 10,000円 4,768円
あご 39,800円 13,300円 6,368円
あご下 29,800円 10,000円 4,768円
ひたい 29,800円 10,000円 4,768円
ほほ 39,800円 13,300円 6,368円

>>リゼクリニックの公式サイトで無料カウンセリングの予約をとる

湘南美容クリニックで口ひげ脱毛

湘南美容クリニックは全国に30院以上展開しているレーザー脱毛を行っているクリニックになります。全身脱毛はもちろん顔だけ等の部分脱毛も行っていて、顔脱毛のSパーツは全て同じ料金で脱毛できます。ですから口髭と顎の脱毛をしても比較的安い料金で脱毛できます。

湘南美容クリニックの顔レーザー脱毛の料金表

  1回 3回 6回 9回
口髭・顎・顎下・額・首・うなじ 6,070円 17,410円 28,750円 39,280円

以下の公式サイトから予約を取る際は、最下部にある予約フォームの「ご希望のコース・部位」の選択をSパーツを選んで口髭を選択してください。その他の希望部位があればそちらもチェックマークを入れるようにしてください。

>>湘南美容クリニックの公式サイトで無料カウンセリングの予約をとる

まとめ

女性のひげの主な原因はホルモンバランスの乱れですが、その原因が生活習慣なのか多嚢胞性卵巣症候群が影響しているのかによって大きく異なります。

そのため、まずは婦人科などを受診して検査してみることをおすすめします。

そして、多嚢胞性卵巣症候群ではないことを確認した上で抑毛クリームのノイスや脱毛でひげ対策するようにしましょう。




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